TikTokに広告配信できるの?!
現代では私たちにとってSNSがなくてはならないものとなり、「Facebook」や「Instagram」などさまざまなSNSが活用されています。そして同時に、新興のSNSも続々登場しています。
新興のSNSの中でも今最も勢いがあるのが、「TikTok」です。TikTokユーザー数は急激に増えており、マーケティング市場として魅力のあるSNSになっています。
TikTokでは、「TikTok Ads」というサービスを使って広告を配信できます。特に最近は運用型広告が解禁されたことで、各企業から注目を集めています。
今回は最近話題のTIkTok運用型広告について、詳しく解説していきます。
1.TikTok(ティックトック)とは何?
TikTokの運用型広告を説明する前に、まずはTikTokとは何かを説明したいと思います。TikTokは、中国初の「ByteDance社」がリリースしている動画タイプのSNSです。
TikTokの特徴として、
・15秒以内でサクッと動画を閲覧できる
・アプリ内で動画編集が完結し、さまざまなエフェクトを簡単につけられる
・拡散しやすい
などが挙げられます。 こういった特徴から、TikTokのメインユーザーは10代女性など若い方です。TikTokは現在日本だけでなく世界中でも注目を集め、国内の月間アクティブユーザーは約950万人、世界の月間アクティブユーザーは5億人以上と急成長を見せています。
2.TikTok(ティックトック)運用広告の特徴とは?
ここからは、TikTok運用広告の特徴などをご紹介していきます。
コンテンツに溶け込んだ、インフィード形式
TikTokの運用広告は、インフィード形式になります。(ネイティブアド形式とも言えます。)
インフィード広告は他投稿と同じようなレイアウトで表示される広告です。
広告を投稿コンテンツのように見せ、自然な形でユーザーに届けることができます。またTikTok独特の特徴として、広告がフルスクリーン表示される点にも注目です。
TikTokはアプリ上で各コンテンツを縦型フルスクリーン表示するのが基本ですが、動画広告も同じようにフルスクリーン表示されます。これによりユーザーの目の前に広告が画面いっぱいに表示され、認知度も高まるというメリットがあります。
細かいターゲティング設定が可能
運用型広告では、どのようなターゲティング設定ができるかがポイントになります。TikTok運用型広告では各種ターゲティング設定が可能で、ピンポイントに広告配信が可能です。
・基本情報
・通信環境
・興味関心
・カスタマイズ
こういった項目を設定して、広告配信できます。
性別や年齢など基本的な項目だけでなくどんなOSでTikTokを利用しているか、そして通信環境が「Wi-Fi」なのか、それとも「4G」なのか、などまで把握して配信できるのがユニークです。さらにコストパフォーマンスもTikTokの高精度アルゴリズムにより最適化され、「CPA」に沿って適切なコストコントロールが可能もメリットです。
カスタムオーディエンスが可能
シードオーディエンスと呼ばれる、広告主が保有する「顧客ユーザーのデータ」を元に、柔軟に以下のようなターゲティンググループを生成することも可能です。
・顧客ユーザーを更に絞って配信対象とする
・顧客ユーザーは配信対象としない(除外)
・顧客ユーザーに似たユーザーを配信対象とする
配信ボリュームはシードオーディエンスデータの数次第にはなります、ですが、広告効率は大いに高まりますので是非、試して欲しいです。
掲載できないジャンルもある
TikTokでは、次のようなジャンルを広告掲載できません。
・ギャンブル
・ソーシャルアプリ
・マッチングアプリ
・金融サービス
・お酒
要するに、公序良俗に反するジャンルやTikTokのライバルとなるサービスの広告などは掲載できないということです。
クリエイティブ規定に注意
TikTok広告では、次のようなクリエイティブ規定もあります。
・動画は5~15秒に収める
・テキストは半角12〜80文字、全角6〜40文字以内に収める
・動画は音声が必要
短い時間に商品やサービスの魅力を凝縮しなければならないため、編集にはそれなりのスキルが必要です。不安な要素が多いようであれば、専門の広告代理店に運用を依頼してみるのも有効です。
3.BuzzVideo広告の特徴とは?
補足になりますが、TikTok Adsを利用すると「BuzzVideo」にも広告を配信できます。BuzzVideoとはBytedance社が運営する動画配信プラットフォームで、TikTokの姉妹アプリに近い立ち位置にあるアプリです。利用者数はこちらも増え続け、ダウンロード数は1,000万を突破しています。
このため、TikTokとはまた別の魅力があるサービスと言えます。BuzzVideoにも、TikTokと同じような運用型広告を配信可能です。TikTokと違ってポストロール広告なども運用できるので、さまざまなフォーマットで広告運用ができます。
4.まとめ
今回はTikTok運用広告とは何か、そして特徴や注意点、BuzzVideo広告についても説明してきました。今勢いのあるTikTokに運用型広告を配信すれば、若いユーザーを中心に効果的なアプローチができます。ちなみにユーザー層は広がりつつあり、将来的にはもう少し年齢層が高めのユーザーにも訴求しやすくなるでしょう。
今後、TikTokやBuzzVideoの代理運用の委託を希望している場合は、是非、弊社までお声がけください!!
また、動画の制作や動画広告の代理運用も行っております。無料で、動画制作をさせて頂くプランも用意しておりますので、詳しく知りたい方はこちらから