ラッコキーワードはSEOキーワードなどを選定する際に使われる便利なツールです。有料プランもありますが、個人で使うレベルならば無料プランのまま使い続けることも可能になっています。
またキーワード選定以外にも使い道があり、見出しの構成などにも役立てることが可能です。今回はラッコキーワードとは何か、その特徴について全般的に解説していきます。
1.代表的なキーワード選定ツール!ラッコキーワードとは
ラッコキーワードとは、マーケティング対策のキーワード抽出等に使えるツールです。Webサイトから簡単に利用開始できます。ちなみに有料プランへ登録しなくても、アクセスするだけですぐキーワードを抽出可能です。
ただし無料プランに登録してアカウントを作れば、検索上限などを増やせるのでより実用的に使うことができます。まずは登録なしで軽く使ってから、無料・有料プラン登録を行ってみてください。ちなみに企業としてある程度規模の大きいサイトで使う場合は、検索数などに余裕のある有料プランへの登録をおすすめします。
補足ですが、ラッコキーワード内では
- 中古サイト
- 中古ドメイン
なども販売されています。安全にSEO的にパワーのあるサイト・ドメインを入手したい方はぜひご利用ください。こういった事業所が取引している資産でないと、SEOでペナルティを受けるリスクがあるので注意しましょう。
2.ラッコキーワードの機能一覧!有料プランについても確認しておこう
ラッコキーワードには次のような機能が搭載されています。
サジェストキーワードの抽出
ラッコキーワードのトップページにキーワードを入力すると、メインであるサジェストキーワードの抽出画面へ移動します。サジェストキーワードの抽出画面は「サジェストを見る」メニューをクリックすることでも確認可能です。
抽出画面では
- Bing
- Youtube
- Amazon
- 楽天市場
などを切り替えながら確認することが可能です。Googleに限らずさまざまなサービスのサジェストを確認できるので、多様なキーワード対策に使えます。
ただし無料プランではキーワードボリュームが表示されないので、調査したい場合はまた別のツールを使うか、有料プランへ登録することになります。
Q&Aを確認する
キーワードに関しては、検索しているユーザーがどんな課題を感じているのかを調査したいことがあります。競合記事と併せてチェックするとよいのが、ユーザーが悩みなどを他の人に質問しているQ&Aサイトです。
ラッコキーワードではキーワードに関するQ&Aの内容を、
- Yahoo!知恵袋
- 教えて!goo
などから抽出して確認することができます。「Q&Aを見る」をクリックしてみてください。
Q&Aからキーワードに関して特に関係ありそうな課題を抽出・確認できれば、どんな切り口の情報を掲載して集客すればよいのか判断することができるでしょう。ただし直接課題とは関係ない内容が抽出されるケースもあるので上手く除去しながら調査をしてみてください。
トレンドを確認する
トレンド情報を扱うメディアを執筆する場合、トレンドの確認機能が役立ちます。トレンドの確認を行う際は
- ニュース/話題の記事を見る
- Googleトレンドを見る
の2つのメニューを活用していきます。
「ニュース/話題の記事を見る」では、キーワードに関係なく今注目を集めている情報に関する記事が一覧で表示されるのがポイントです。そもそもどんな記事を書けばトレンドとして人気が出るのか確認したい際に便利です。
また「Googleトレンド」では、Googleトレンドと連携して入力したキーワードのボリューム推移を確認することができます。調査したキーワードは今執筆に使っても人気が出るのか、それとも後で使ったほうが時期的によいのか、などを判断する際に使えるでしょう。
見出しを抽出する
キーワードだけでなく、競合がどんな見出しをアウトラインとしているのかを確認したいときに使います。「見出し抽出(上位20サイト)」のメニューをクリックしてみてください。
すると上位20サイトのタイトルが一覧に並んで表示されます。各記事にある「v」をクリックすると、プルダウンで見出しの一覧がタイトルの下へ表示されるのもポイントです。
- H1
- H2
- H3
といった見出しのタグ内容といっしょに構造が把握できるので便利です。「ディスクリプション」などもいっしょに掲載されます。
構造の作成に迷っている場合、どんな内容を見出しにして執筆すればよいのかを考える際参考になります。ただし見つけた見出しをそのままコピペして使うのはやめてください。またメディア独自のお知らせといった、見出し構成の際は関係ない情報も一緒に掲載されるのでそれは無視しながら構成を考えてみましょう。
共起語を確認する
検索語といっしょに使われている共起語も、ラッコキーワードから調査することができます。
「共起語(上位20サイト)」のメニューをクリックすると、現在検索中のキーワードに関連して
- 共起語
- 共起回数(ページ全体)
- 共起回数(タイトル)
- 共起回数(見出し)
- 出現サイト数(ページ全体)
- 出現サイト数(見出し)
といった項目を検索上位20位から探すことが可能です。
周辺語・連想語を確認する
キーワードに関連する周辺語・連想語を辞書データ等から自動で抜き出して表示してくれます。「周辺語・連想語」メニューをクリックしてみてください。
こちらは共起語と比較して関連度が低いキーワードも多数表示されるケースが多いので、取り扱いには注意が必要です。ただし
- キーワードの範囲を広めたい
- 競合と差別化するためのキーワードを抽出したい
といった方にはおすすめなので、利用する場合は効率よく必要なキーワードを抜き出せるようにしておきましょう。
類語・同義語を確認する
キーワードに関して似たような言い回しがある際、類語・同義語をいっしょに表示してくれます。「類語・同義語」メニューをクリックすると表示されます。
似たような言い回しが特に見つからない場合は、出力する情報がないと表示されるので注意しましょう。言い回しを変更したりと、ボキャブラリーを増やして執筆を行いたい場合に便利な機能です。
その他有料プランに付属する機能
有料プランへ登録すると、
- 検索制限数などが解除されて便利になる
- キーワードボリュームも調査できるようになる
- 広告非表示になる
といったメリットがあります。企業内である程度長時間使う場合は有料プランへ登録したほうが便利です。
こちらの記事で有料プランのメリット等をご紹介しています。
3.ラッコキーワードの使い方!登録直後の基本的な利用方法を解説
ここからはラッコキーワードの登録方法や基本的な利用方法を解説していきます。
- 新規登録ボタンをクリックする
- メールアドレスを入力して規約に同意する
- 届いた認証用メールを開いて認証を完了させる
- トップページを開いてキーワードを入力
- サジェスト抽出画面に移動してから左側のメニューを順次切り替える
新規登録ボタンクリックから規約同意、認証メールクリックまでは早いと1分も掛かりません。それからそのままトップページを開いてキーワードを入力、サジェストキーワードの抽出画面へ移動すると各メニューが表示されます。そこから順次知りたい内容をクリックしながら、キーワードを少しずつ調べてみてください。
4.まとめ
今回はラッコキーワードとは何か、その特徴について全般的に解説してきました。
ラッコキーワードは登録なしでもお試しできるので、まずは登録なしで利用してから使いたいと思った場合のみ無料プラン・有料プランへ登録してみてください。無料プランへの登録は1分も掛からずにできます。
有料プランだと検索制限数が解除されたり、検索ボリュームが表示されたりしてさらに便利になります。気になる方はぜひラッコキーワードの機能を自分でも調査してみましょう。