ゲームアプリは動画広告でコンバージョンを獲得しよう!
費用を掛けて制作したゲームアプリを上手く売り出すには、プロモーションを工夫する必要があります。静止画ベースで作成されたゲーム広告もありますが、やはりゲームアプリのプロモーションとして有効なのは動画広告です。
動画広告を上手く交えてユーザーにアピールすることで、ゲームの内容を動的に伝えながら効率よくコンバージョンを獲得しやすくなるでしょう。
今回はゲームアプリのプロモーションを検討している方に向けて、動画広告を使うメリットや動画広告の形式、そして最後に制作時のポイントを解説していきます。
1.そのゲームアプリの面白さ、動画広告で伝えましょう!
ゲームアプリの面白さを動画広告で伝えると、次のようなメリットが得られるのでおすすめです。
伝達可能な情報量が多く、アプリへのユーザー理解度を深められる
文字に対して動画は5,000倍の情報を一度に伝えられます。しかも文字のようにスクロールして確認する必要はなく、一度表示されれば流し見でも内容を確認可能です。
ユーザーに負担を強いることなくたくさんの情報を自然に伝達できるのは、動画広告の大きなメリットです。
ゲームアプリの場合すでに多くのアプリが提供されていて、似たような競合のゲームがあればコモディティ(ありふれているという意味)を感じさせてしまい集客が難しくなる危険性もあります。動画広告内でストーリー性を持たせるといった手法を活用することでゲーム独自の魅力を伝え、コモディティを防いで集客できるメリットもあります。
実際のプレイ画面を見せることで、購買意欲を高めてコンバージョンへとつなげられる
ゲームアプリを上手くユーザーへアピールしてコンバージョンを獲得するためには、「実際にプレイするとどうなるのか」をその場で素早くユーザーに教えてあげるのが重要です。動画広告は他の広告媒体と比較して、ユーザーの購買意欲にかかわる情報をスムーズに伝えられることに強みがあります。
ゲームアプリも動画と同じように、映像ベースでプレイを進めていきます。ですから動画広告で実際のプレイ内容を確認できるようにすれば、「実際にゲームアプリをインストールして使ってみたい」というユーザーの気持ちを大きく刺激することが可能です。
SNS広告と組み合わせると、拡散効果でプロモーションの対費用効果が上がるかも
ゲームアプリを動画広告にすると、認知度向上の点でも大きな効果があります。SNS広告(Instagram広告やTwitter広告など)に適した尺の動画広告を流せば、SNS上の多くのユーザーに自社のゲームアプリを知ってもらえます。そしてユーザーから自発的に評判を広めてもらい、高い拡散効果を見込めるのがポイントです。
特にTwitterの場合「リツイート」機能により一気に投稿内容が拡散する可能性があるので、ユーザーの目を引きやすい動画広告が拡散されれば大きな認知度向上につながるでしょう。
拡散は簡単に狙ってできるものではありませんが、トレンドやユーザーの心理などをうまくつかむと拡散される確率は高まります。実際にゲームアプリの動画広告を運営しながらノウハウを蓄積してみてください。
2.どんな形式の動画広告が視聴者の心をつかむ?
ゲームアプリの動画広告には、次のようなフォーマットがあります。
- インタースティシャル広告:Webサイトやアプリの画面変更時に広告を表示できる
- Youtubeインストリーム広告:Youtubeの動画コンテンツ閲覧中に、動画を再生する
- 動画リワード広告:動画視聴と引き換えにインセンティブを付与する
適したフォーマットを探して動画広告を流すことで、大きな集客効果を見込めます。たとえば「Youtube」のインストリーム広告を利用すれば、Youtube上の幅広いユーザーをターゲティングして効率よくゲームアプリの認知度向上などを狙えるでしょう。
また最近では、以下の2種類の広告が大きな注目を集めているのもポイントです。
ゲーム実況タイプの動画広告
ゲーム実況する人を用意して、その人に説明を挟んでもらいながらゲームアプリをプレイしてもらう動画広告です。通常のプレイ動画とは違い説明する人が実際に出てくるのがポイントです。
実況者が楽しんでゲームアプリをプレイしている雰囲気を伝えられると、「自分もゲームアプリをインストールすればこんな楽しい体験ができるんだ」というように成功体験を疑似的に思い浮かべてもらいやすくなります。ゲーム実況者がゲームアプリのポイントを補足すれば、視聴者の理解も深まるでしょう。
またインフルエンサーとタイアップしてプレイ動画を流すのも大きな効果があります。ユーザーへ成功体験を広められるのはもちろんのこと、「自分が推しているインフルエンサーがゲーム実況しているから、自分もプレイしてみよう」といったようにインフルエンサーのファンの購買意欲の刺激も可能です。
プレイアブル広告
プレイアブル広告は、「インタラクティブ動画(ユーザーが動画内容に対して直接アクションの取れる動画)」の一種とも言えます。広告中でゲームアプリの一部分を、ユーザーが実際にプレイして楽しめるというスタイルです。
プレイ動画をただ見せるのではなく直接その場で遊べるという体験を提供することで、ユーザーはゲームアプリをインストールした後にどんな体験ができるのかをより思い浮かべやすくなります。
広告を見るだけで遊べるという手軽さも、ユーザーを引きつける魅力として働くでしょう。プレイ後に興味を持ったユーザーに対して「今すぐ続きをプレイ」といったボタンを用意してインストールを促すことで、大きなコンバージョン効果も見込めます。
3.ゲームアプリの動画広告制作のポイント
ゲームアプリの動画広告を制作する場合は、次の点に注意してみてください。
最初の5秒以内でユーザーの心を引きつけられるようにする
「Microsoft」の調査で、人間の集中力は8秒と判明しています。この数値は何年か前のものであり、現在ではさらに集中力が落ちている可能性もあります。広告提供側としては人間の集中力も考えながら、短時間で興味を持ってもらえるコンテンツを用意することが重要です。
Youtubeのインストリーム広告は5秒でスキップできるパターンが多いことも考えると、最初の5秒以内でユーザーの心を引きつけられるようにすると広告効果も出やすくなるでしょう。5秒以内にゲームのメインコンセプトといった重要な要素を伝えて、最後まで見てもらえるように工夫していきましょう。
広告配信媒体ごとに適切な動画の長さやポイントとなる秒数は変わってきます。気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。
実際のプレイ画面をキャッチコピーといった他要素と組み合わせる
すでに説明しましたが、プレイ動画を動画広告の中に組み合わせてプレイ内容をユーザーに思い浮かべてもらうこともポイントです。
・どんなジャンルのアプリなのか
・どうやってゲームキャラクターを操作するのか
・他のゲームアプリと何が違うのか
といった内容をプレイ動画の中で伝えられるとよいでしょう。
またプレイ動画だけではインパクトに欠けることもあります。キャッチコピーや訴求ポイントなどのテキストを上手く組み合わせたり、実写を交えるなど手法を工夫しながらオリジナリティの高いゲーム動画広告を作ってみてください。
複数のクリエイティブを制作してテストする
マーケティングにおいて最適な手法を確かめるためには、実際にいくつかクリエイティブを作って配信を行い効果測定を行う手法が有効です。ゲームアプリの動画広告でも
・ゲームの概要をメインに説明する
・世界観をキャラクターボイスでできる限り伝える
・操作方法やゲーム内のルールなどにフォーカスする
といった構成の異なる動画広告を作成して、キャッチコピーを変更するといった方法も取りながら一番効果の出る広告を探すことが重要です。また広告媒体についても複数出稿して、自社の目的を一番達成できた媒体を見極めてみましょう。
4.まとめ
今回はゲームアプリに動画広告を利用するメリットやその種類、そして制作時のポイントなどを解説してきました。
ゲームアプリも動画広告も動的なコンテンツなので、相性がよいです。ぜひプレイ動画も交えながら、アプリの魅力を短時間で伝えられる動画広告を作成してみてください。上手くトレンドを取り入れながら、広告効果を最大化していきましょう。
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