リスティングなどの広告最新情報!Google広告もリニューアル

リスティング広告はキーワードベースで

  • iOS端末
  • Android端末
  • Windows端末

といった各OS搭載の端末で検索しているユーザーへ訴求できる便利な広告です。

リスティング広告を有効活用するためには、そのトレンドをニュースとして理解しながら適宜把握していく能力も必要になります。

今回はリスティング広告の最新情報を知る重要性や最新情報一覧、そしてニュースを収集する方法について解説を行っていきます。

リスティング広告とCookieに関する最新情報はこちら

1.リスティングなどの広告最新情報を知る重要性!

広告の最新情報を知らないといけない理由の1つとして、流動性が激しい社会になっている、というのが挙げられます。

現在ではIoTやAIといったさまざまなITの発達により、いろいろなサービスが登場して便利になっています。その分サービスの陳腐化も早く、一昔前は最新で独自性があったのに今では代替となるサービスが複数登場している事例も少なくありません。パソコンではなくスマートフォンで検索を行うのが当たり前になった、というのも事例の1つです。

広告についても同じです。昔は看板やポスターなどで広告を出すのが当たり前でしたが、インターネットの急速な発達に伴い

  • リスティング広告
  • SNS広告
  • バナー広告
  • 動画広告

といったさまざまな形態のWeb広告が登場しました。

Web広告はITの影響を大きく受けます。たとえばSNS広告はTwitterやInstagramといったサービスが急速にシェアを伸ばすにつれて需要が高まってきました。

リスティング広告については

  • 画像付きの広告が登場
  • Cookie依存脱却の方法として注目される

といった動きが発生しています。広告運用側としてはこういった時代の変化をトレンドとして把握しながら、施策へ柔軟に取り入れてノウハウを蓄積していく心構えが必要です。

またリスティング広告を提供しているプラットフォームが、急な仕様変更を受ける可能性も考えられます。そういったリニューアルをいち早く理解して混乱しないためにも、日々のリスティング広告の情報収集は重要です。

2.リスティングなどの広告最新情報一覧!GoogleやYahoo、LINEなど

最近では下記のような広告に関するトレンドが注目を集めました。

Google広告で拡張テキストが廃止されてレスポンシブ検索広告が主流となる

Google広告にはリスティング広告の一種として、「拡張テキスト広告」があります。見出しを3つ、説明文を2つまで設定して表示できる広告です。

しかし拡張テキスト広告は2022年6月30日をもって廃止されます。進化版とも言えるリスティング広告である「レスポンシブ検索広告」にシフトするからです。

レスポンシブ検索広告ではGoogleの代表的な技術である機械学習を利用します。見出しを15個、説明文を4個まで登録することでAIが最適な広告提案をしてくれるのが特徴です。

レスポンシブ検索広告には

  • 自動でアセットの組み合わせが作成されるためABテストが楽になる
  • キーワードに合わせた広告が自動で表示されるため広告ランクが上がりやすい

といったメリットがあり、拡張テキスト広告独自の優位性がなくなりつつありました。

拡張テキスト広告の廃止は、広告分野でのAI活用の流れが強まってきた中で起きた動きの1つだと言えるでしょう。

Yahoo!広告の検索広告において自動入札タイプが追加される

Yahoo!広告の検索広告においては、標準入札設定に新形式の自動入札タイプが追加されています。

導入前は広告掲載時の目的を変更すると、キャンペーンに紐づけている入札方法まで変更する必要があったので面倒でした。リニューアルによって入札方法を変更しないで調整できるようになり、柔軟な運用が実行できるようになっています。

自動入札タイプにコンバージョン価値の最大化が追加、それに伴い広告費用対効果の目標値、がコンバージョン価値の最大化に関するオプション項目へと変更されました。またコンバージョン単価の目標値、がコンバージョン数の最大化のオプション項目となった点もポイントです。

LINE広告、トークリスト最上部に広告を追加

LINE上でユーザーへ訴求できる「LINE広告」では、トークリスト最上部へ新しい広告を追加しました。CPMでの課金となります。

「Talk Head View Custom」と呼ばれる新しい広告は静止画ベースであり、ユーザーが友達を確認する際に使うトークリスト一覧上部へバナー広告として表示されます。タップすると拡張情報として動画が再生されて情報を伝えられる仕組みとなっています。

通常のLINE広告と同じように配信期間などを設定できる運用型広告のため、設定を改善するとコスト面やコンバージョン面などでよりメリットを受けやすくなるのがポイントです。従来のTalk Head Viewだと配信回数や期間が制限されており使いにくいデメリットがありましたが、より柔軟性が高まったTalk Head View Customならば中小企業でも自由に利用できるでしょう。

リスティング広告の話題ではありませんが、LINE広告を出している方は多いと思うので念の為ご紹介させていただきます。

3.リスティングなどの広告最新情報はどこで集める?リニューアル情報は公式を要チェック

リスティングといった広告分野に関する最新情報をチェックする方法としては、Web上のメディアを調べる方法が有効です。中でも広告プラットフォーマー大手のメディアは広告分野での影響も大きいですし、事前に確認しておくとサービスの変更点や今後の展望などをいち早く把握できるので必須です。

現在下記のような公式サイトがニュース収集先のメディアとして活用できます。

Google Japan Blog

Google日本法人の公式ブログです。広告分野だけでなくGoogleに関するさまざまな情報が集約されて紹介されています。

  • Google広告透明性を高めるために
  • プライバシー優先の広告未来へ向けて
  • デジタル広告の透明性や競争について

といった内容のブログが現在公開されています。

画像付きで最新トレンドが分かりやすい文章でつづられているので、すんなりと理解できナレッジとして活用可能です。何より広告運用に関する情報だけでなく、SEOといったマーケティングで重要な他分野についてもトレンドを集められるのはメリットになります。

英語の原文だと理解が難しいですが、日本公式ということで外国スタッフの文章もしっかり日本語化されており安心できます。

Yahoo! 広告公式ラーニングポータル

日本国内最大手の「Yahoo!広告」の公式メディアです。

  • 検索広告
  • ディスプレイ広告
  • 効果測定

といった分野に関する基本ノウハウも掲載されています。

  • 業種別のマーケットトレンド
  • 運用改善のすすめ
  • フリークエンシーキャップ

といったトレンド情報が紹介されており、事例も見ながら分かりやすく理解できるのがポイントです。

またセミナー動画も公開されており、映像付きで検索広告のノウハウなどを吸収できるのもメリットになります。セミナーの参加情報なども掲載されるので、気になるイベントがあればぜひ参加を検討してみてください。

4.まとめ

今回はリスティング広告の最新情報を知る重要性や最新情報一覧、そしてニュースを収集する方法について解説を行ってきました。

リスティング広告はWeb広告として、広告プラットフォーマーや時代の流れを受けて変化する可能性があります。すでに画像付きの広告が登場したりと既存のリスティング広告とは違う手法が登場していますが、運用側としては改善をデータベースで行いつつトレンドを上手く取り入れることが重要となります。

ぜひ広告プラットフォーマーの公式サイトなどを確認して最新情報をつかみ、他社の施策と差を付けられるように工夫してみてください。